映画レビュー:バットマンビギンズ
【ネタバレなし/全体の感想のみ】
【己の恐怖と立ち向かい、悪に立ち向かうと誓った時、男は唯一無二の存在になる】
【自己採点】98点(100点中)
この映画は名作です。
この映画はブルーレイとDVDを持ってて、もう20回は観ていると思います。
今でも書きながらまた観たい衝動に駆られていますwwww
バットマンの始まりをここまで壮大な映画にしたクリストファー・ノーラン監督には拍手と感謝を送ります👏👏👏👏
映画っていいですね!そう心から思える作品です。何度観てもすごくワクワクし、すごく胸が熱くなります。
バットマンビギンズの後にも様々なヒーローもの映画が登場しましたが、描き方というか、焦点のあて方が明らかにノーラン監督の影響を参考にしているものもいくつかありますね。
それだけこのダークナイトシリーズは1つの伝説になっています。
元々バットマンのストーリーには悲しい背景が存在しますが、バットマンビギンズはそれをヒーローとしての力に変えるまでの描写がすごく素敵で心に響きます。
●素晴らしいキャストとキャラクター
この映画の魅力は単にアクションシーンだけではなくて、主人公のブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)を含めた登場人物とその関係性も重要なポイントです。(むしろアクションシーンはまあまあです)
劇中では以下の主人公との関係性が、このバットマンシリーズに深いヒューマンドラマを生み出します。
- トーマス・ウェイン(父)との親子関係
- 代々ウェイン家に仕えているアルフレッド(執事)との関係
- ゴードン(刑事)との関係
- フォックス(ウェイン社の古株)との関
- レイチェル(幼なじみ)との関係
- そしてラズ・アル・グール(リーグオブシャドウを率いる敵のリーダー)との関係
沢山ありますが、1つ1つの関係性が主人公のブルース・ウェインにとって、バットマン像を作り上げるにあたって重要な役割を持っています。
そして各登場人物を演じたキャストは味があってみんなよかった◎◎
確かに渡辺謙が雑に扱われたという声もありますが、まあハリウッド映画からしたら完全に脇役候補だし、ドンマイですって感じww
(裏話としては、監督がどうしても渡辺謙を起用したかったのだが、本人とのスケジュールが合わず、こんな感じで終わってしまい、その後インセプションで改めて再起用する事になったそうです)
●心奪われるバットモービル
そして忘れてはいけないのがバットマン専用の乗り物!
莫大な富で作り上げたバットマンの専用車両は過去の映画版でもアニメ版でもカッコよさ全開で男の子の憧れでした✨
しかし今回のバットモービルは一味違います!
まさに戦車と見間違うほどの重量感❗️なのに屋根から屋根へ飛び移る❗️しかもブーストして加速する❗️❗️❗️
カッコ良すぎて胸が熱くなる❗️
なんてマシンをデザインしたんだノーラン監督✨✨✨✨
●ぜひ字幕版を!
この映画のさらに熱い部分は、登場人物が語る台詞です。
人生の教訓めいた台詞が、キャラクター同士で交わされ、さらには繰り返し引用される事によってさらに台詞に深みと重みを加えます。
好きな声優さんがいるなら吹き替え版もいいかもしれませんが、本当の俳優さんが使う声のトーンを感じながら観ることができる字幕版が断然おすすめです!
むしろあくまでシンプルなワードでのやり取りが多いので、数回見る方は英語字幕をつけても絶対に楽しめます。
シンプルなワードを使っての言葉のやり取りは英語の勉強にもなります。シンプルなワードをトーンを使ってやり取りするのもネイティブな英語を学ぶには重要な部分です。
色々な角度から、何度観ても楽しめる映画は他に中々ありません。
観た事がない方はぜひ一度👍
観た事がある方はぜひもう一度ご覧ください👍